6歳になったばかりの息子。夏休みであまりにも暇そうだったので、祖父母の住んでいる地方空港まで1人フライトをしてきました。
ANAジュニアパイロットを利用できるギリギリの6歳0ヵ月。
1人で乗れるのは小学生からかと思っていたので、年長で乗れることを知らず、ギリギリの予約になってしまいました。
事前準備や練習フライトができなかったので、不安でしたがなんとか無事に往復してきました。
利用した際の注意点や失敗談を共有させていただきます。
これから利用される方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

Contents
息子が利用した際の状況や条件について
■6歳0ヵ月 6歳になりたて
6歳になりたての年長でした。
落ち着きはないものの、座っていなきゃいけないときはしっかりと座っていられます。
人見知りもそこまでしません。
■フライト時間は約1時間
羽田から東北の空港までなので、そこまで距離のないフライトです。
■飛行機利用は、年間で4回~6回程度
息子の飛行機の利用頻度は国内線のみで年に4回~6回。
全て親と一緒にANA利用です。
富裕層とかではなく、ポイントが余っていたおかげで小さい頃は常にプレミアムクラスを利用していました。
そのせいで国内線でもお弁当が出てくるとずっと思っていて、間違った理解をしていました。
■急遽1人フライトが決まったので事前レクチャーできず
夏休みに入って、急遽フライトを決めたので、予約したのが3日前くらい。
こんな準備をしておけばよかったと思ったこと
失敗というと大げさですが、こんな準備をしておけばよかったと思うことがあるので自分が実際に準備をしたことも含め紹介します。
機材を確認していなかった
行きの飛行機は、個人モニターがついていて、息子の好きなアニメを見て過ごしていたそうです。実際に親からも乗ったらテレビで好きなやつ見てなとアドバイスをしていました。
しかし、帰りの便には個人モニターがついておらず、CAさんにいろいろお相手してもらったそう。息子は嬉しかったようですが、CAさんにご迷惑をお掛けしてしまいました。
個人モニター付きの便を調べておけばよかったと後悔しました。
何度もCAさんを呼んでしまった
「なにか困ったことあったらCAさん呼ぶボタンで呼んで、ちゃんと伝えてね」とフライト前にお話しをしていました。
往路では、3回以上呼んでいたらしく、お手数おかけしてしまいました。
・モニターでアニメを選んでほしい(想定内)
・イヤホンのつけかたがわからない(まあ、しょうがないか)
・イヤホンが耳から落ちてしまって、音が聞こえない(想定外)
イヤホンはおそらくプレミアムクラス用のヘッドホンを持ってきていただいたのだと思います。
復路では、モニターがついていなかったせいもあり、搭乗するともらえるすごろくの工作まで一緒にやってくれたそう。
ANAさんすごい。
どちらの便も空いていたので、まだ罪悪感が少なくてすみました。
往路復路ともに興味ありそうな本を直前で買おうと思いました。
そうするとモニターにかかわらず、本に集中してくれるかも??

その他の注意点
その他にも注意点があったので羅列していきます。
ある程度の慣れは必要かも
小学校高学年だとしても、人生初の飛行機が1人というのは緊張感がすごいと思います。
何度か飛行機に乗っているという経験は必要でしょう。
必要な用紙等を往復分準備
ANAジュニアパイロットの申請書や同意書など、用意する書類が多くあります。
事前に印刷・準備をして往復分用意しておきましょう
トイレは搭乗前に
基本中の基本ですが、トイレは搭乗直前に。
地上係員のお迎えは早めなので、迎えにきたタイミングでも全然ありだと思います。
「トイレ行ってから搭乗口行きます」と伝えましょう。
※混雑時除く
早めに空港に着こう
ANAジュニアパイロットを利用するには、一般レーンでは手続きできません。
お手続きが必要なお客様専用カウンターに並ぶ必要があります。
このレーンは夏休みなどの長期連休があるととても混むので、早めに着くようにしましょう。
空港によって、保護者が搭乗口までの送迎可能
羽田空港は広いので、保護者が空港の搭乗口まで送迎可能です。
専用の搭乗入場券をもらうことができます。
搭乗口が1つしかないような小さい空港の場合は、保安検査場前でお見送りとなります。
ラウンジは利用不可
ANAのSFC会員の私。ラウンジが使えるかも?と行ってみました。
しかし、ジュニアパイロットの方は使用できません!!と門前払い。
子どものステータスがあっても、たぶん搭乗しない親は入ることはできなそうです。
※SFCメンバーになると、ラウンジが使えたり、荷物が早くでてきたりします。
詳しくは、後ほど別記事で紹介します。
ANAジュニアパイロット最大のメリット
1人で飛行機に乗るということで、言葉では大丈夫と言っていた我が子も緊張している様子がありました。6歳にして、1人で往復してきた息子。
経験としては最高のものになったと思います。一回りも二回りも大きくなって帰ってきたように感じます。
”かわいい子には旅をさせよ”
その理由を身をもって体感しました。