世界三大夜景は、ナポリ・香港・函館と言われています。
しかし世界一の夜景があるのは、南米のボリビア。
そのボリビアの首都ラパスの中心部にあるキリキリの丘と呼ばれる公園です。
なぜ世界一なのか?
それは一般的な夜景とは全く違い、新しい感覚で見ることが出来る夜景だから。
今までにない夜景を楽しむことができます。
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世界一の夜景はいったいどんな景色なの?
普通の夜景って山の上や高台に上って、下に広がる街を見下ろす感じですよね?
でも、このラパスの夜景はそうではありません。
下から見上げる夜景なのです。
しかも360度全て夜景。
全方向が夜景で、しかも自分の目線より上に広がる夜景。
他にはありません。
つまり世界一で世界唯一の夜景なのです。
初めて見たときの感動を今でも覚えています。
夜景が綺麗と言うよりは、周囲全てが夜景なので圧巻される感じでした。
ぜひ一度は訪れてほしい場所の1つです。
そもそもラパスって?
南米のボリビアの首都です。
特徴的なのは標高の高さ。
富士山の高さに首都があります。
もちろん、世界一標高が高い首都です。
人口は約75万人。
日本だと静岡市や熊本市の人口と同じくらい。
東京で言うと、練馬区や大田区の人口と並びます。
富士山の山頂の高さに、そんな人数の方が暮らしていると思うとすごいですよね。
地形にも特徴があり、すり鉢状になっています。
標高が一番低い地域が街の中心部。
そこから空気が薄くなっていく標高が高い地域になると地価は下がっていきます。
空港も標高の高いところにあり、空港から街に出るまでもすり鉢状の地形を確かめられます。
日本でも大人気の観光地であるウユニ塩湖の拠点ともなっていて、ウユニに訪れる方のほとんどは立ち寄る都市です。
ラパスの夜景を見る際の注意点
注意点は2点。
治安と高山病。
治安の悪さ
南米の中でも治安の悪さは上位。
首絞め強盗や、偽警官、ケチャップ強盗などの犯罪。
スリなども多いようです。
とは言え、昼間の中心部は危険を感じませんでした。
・複数で散策する
・気を付けて歩く
・一目で観光客と分かる服装や持ち物にしない
・人気の無さすぎる場所を歩かない
など基本的なことをやっていれば、危険は回避出来るでしょう。
しかし夜はまた話が違います。
夜の出歩きは、大勢でor安心できるタクシーを利用しましょう。
高山病
富士山と同じ標高ですから、空気が薄いです。
どういうことが起こるかというと、歩くだけで息が切れやすくなります。
さらにひどくなると頭痛や吐き気も。
休むときは休んで、ゆっくり歩き水分をしっかりとりましょう。